高等部日記
2025/02/10
ウインタースポーツ教室
1月22日、1月29日、2月5日の3日間、スキーグループ、雪上運動グループに分かれウインタースポーツ教室を行いました。スキーグループでは、「怖い」「出来るかなー」と不安な表情で話していた生徒もいましたが、何回か滑ると「楽しい」「もっと滑りたい」という声が聞かれ、笑顔で楽しんでいる様子が見られました。
雪上運動グループは、「かんじき」を履いて学校グラウンドや学校周辺の散策を行いました。雪に埋まらず歩くことができ、みんな夢中になって歩いていました。雪を使ったレクリエーションも行い、上手にできなくても励ましの言葉を掛けるなど、互いを認め合う姿が多く見られました。
冬ならではの学習活動に触れ、みんなで使う場所のルールやマナー、地域の自然を学ぶ、よい機会となりました。
2025/02/05
マナー教室
1月24日(金)本校体育館にて、元AKTアナウンサーの原田 真裕美氏を講師に、高等部マナー教室が行われました。マナー教室では、発声の方法やおじぎの仕方、人の目を見て話すことの大切さなど、話し方のマナーについて、一つ一つ丁寧に教えていただきました。また、模擬面接の際には各グループの生徒の実態に合わせて、多くのアドバイスをいただくことができ、大変貴重な機会となりました。生徒が毎年楽しみにしている朗読では、臨場感に溢れ、作品の世界観に引き込まれたと感想にまとめる生徒も多く見られました。
2025/01/15
就労促進フェア
12月13日(金)に、大仙市の大曲交流センターを会場に「令和6年度秋田県特別支援学校就労促進フェア」が開催されました。このフェアは、県南地区の特別支援学校4校の高等部における就労に向けた職業教育の取組の発表や、生徒が培ってきた職業能力について、一般企業等にアピールすることを目的として毎年開催されています。
本校からは、各校の就労促進に係る実践を発表する「夢の実現に向けて」に1名、特別支援学校技能競技会「練成会」のビルクリーニング部門と喫茶サービス部門に1名ずつ、ワードプロセッサ部門に3名が出場しました。また、今年度は作業学習製品の展示に加え、販売会も行われ、2名の生徒が担当しました。
実践発表では、3年生の生徒が自分の進路希望の実現に向けて、1年生から校内及び現場実習で積み重ねてきたことや、職業科の授業で学んだことなどを紹介しました。3年間努力を積み重ね、自分に身に付いた力などについて発表すると、参加者の一般企業の方々はうなずきながら聞き入っていました。
「練成会」では、ビルクリーニング部門で金賞、ワードプロセッサ部門で金賞と銅賞を受賞できました。参加した生徒たちは自分の課題を明らかにして練習に取り組み、好成績を挙げることができました。惜しくも入賞を逃した2名の生徒からは、来年7月の秋田県障害者技能競技大会でリベンジをしたいと早くも来年度の大会を見据えた気持ちを抱いていました。
今回のフェアは、多くの来場者の方々に稲川支援学校の就労に向けた取組を周知できただけではなく、生徒自身もわずか1日の間に自分が大きく成長できたことを実感できたとても有意義なものとなりました。
2025/01/07
介護ロボット体験学習会
12月12日(木)に「〜介護の仕事魅力発見事業〜介護ロボット体験学習会」を高等部1年生と今年度、介護職員初任者研修を受講している生徒を対象にして本校体育館で行いました。今回は様々な職業への理解を深めるために、高齢者介護の仕事の基礎知識や介護現場の様子について説明を聞き、活用されている介護ロボットを見て触れる体験をしました。介護職員の必要性や、介護職のやりがいなどの話を聞き、「新しい発見があった」「介護の仕事について知ることができた」と話す生徒の姿が見られました。
また、利用者の起き上がりからバイタルチェックまでできるセンサー、移動を快適にする電動車椅子などの体験をグループに分かれて行いました。寝るだけで血圧や睡眠の様子が記録され、モニターに表示される様子を見たり、スティック操作のみでスムーズに移動する車椅子に試乗したりしながら、興味をもち、担当の方の話を熱心に聞く生徒の姿が見られ、とても充実した体験会となりました。
2024/12/20
高等部ALT交流
12月16日(月)に高等部ALT交流を行いました。今年度も、湯沢市教育委員会からカナダ出身のスリヤ・ラトナム先生をお招きし、それぞれの学年と交流をしました。交流では、スリヤ先生からカナダの話を聞いたり、生徒たちが英語で質問をしたりしました。 1年生は、スリヤ先生に対し、「Do you know〜?」の構文を使って湯沢市の観光地や特産物等について英文を考え、質問をしました。また、3年生は修学旅行で訪れた東京の観光地について、英文で説明をしました。短い時間でしたが、楽しく充実した時間となりました。
2024/11/27
後期実習
11月6日(水)から19日(火)まで、後期実習を実施しました。校内実習では、ポリパックの結束と袋詰め作業、湯沢商工会議所で使用する封筒のシール貼り作業、畑での農作業などに取り組みました。また、校外での実習では、製造業、サービス業などの一般事業所7か所と、就労継続支援B型や生活介護などの福祉サービス事業所14か所の皆さんに協力していただき、実際の職場や施設で様々な体験をさせていただきました。初めのうちは、大変緊張して堅い表情の生徒もいましたが、徐々に環境に慣れ、仕事をスムーズに進めることができるようになった生徒、職場で必要な報告を自分から進んでできるようになった生徒も多くいました。実習終了後に学校に戻ってくると、「自分は頑張った!」と胸を張って達成感を味わっている生徒もいました。
今回の実習で、得意なことや苦手なことについて理解を深め、また、高等部卒業後の進路についても考えを巡らせることができたと思います。実習で学んだことや考えたことを、今後の学校生活や家庭生活でも生かしてほしいと思います。
2024/11/18
三輪女子綱引クラブとの交流
10月23日(水)に三輪女子綱引きクラブの方をお迎えし、綱引き交流会を行いました。三輪女子綱引きクラブは、全国大会で上位に入賞するなど、数々な大会で活躍されている歴史あるクラブチームです。基本的な技術指導では、綱の握り方や身体の使い方、膝を曲げずに足を真っすぐにすること、その際の視線など、実際に手本を示していただきながら、丁寧に時間を掛けて指導していただきました。その後の学年対抗綱引き大会では、指導していただいたことを意識して、学年で気持ちを合わせて綱を引こうとするなど、白熱した試合展開が続きました。全国大会で活躍されているクラブチームの方から直接指導していただくことで、“本物の綱引き”の楽しさを学びながら、仲間と気持ちを合わせて一つのことに向かっていくことの大切さについても学ぶことができた交流会となりました。2024/11/06
うどんEXPO
10月5日(土)、高等部で「全国まるごとうどんEXPO2024in秋田・湯沢」に参加しました。参加の目的は、「働く学習・地域の学習・学校のPR」で、ボランティアに取り組むグループと作業学習製品の販売に取り組むグループに分かれ、それぞれの役割を果たしました。ボランティアグループは飲食スペースの消毒作業やゴミステーションでの分別に取り組みました。たくさんのお客様と挨拶や会話を交わす姿が印象的でした。また、テーブルが空くと、自分たちから消毒作業に向かう積極性も見られました。
作業学習製品販売グループは、会計、袋詰め、在庫管理、チラシ配りと役割が多岐にわたりましたが、自分の担当はもちろんのこと、友達に自分から手伝うといった思いやりの姿もたくさん見ることができました。製品もほぼ完売し、生徒たちの表情は達成感にあふれていました。
活動の合間には、お目当てのうどんを堪能し、気持ちもお腹も満たされた一日でした。
2024/10/21
北都銀行バドミントン部との交流
10月16日(水)、北都銀行バドミントン部の監督と、パリオリンピックで活躍された永原和可那選手を初め4名の選手をお迎えして、バドミントン教室が行われました。前半、基本の打ち方を教えていただき、後半は選手の方々と生徒の対戦「チャレンジマッチ」に挑戦しました。生徒からは「教えてもらったらラリーが続くようになりました。」「スマッシュが決まって嬉しかったです。」「選手の皆さんの打ち合いの音がすごかったです。」などと感想が聞かれました。様々な大会で活躍されている選手のプレイを目の前で見ることができ、また、直接指導していただき、大変貴重な経験となりました。2024/09/20
西馬音内盆踊り講習会
8月30日(金)に羽後町の西馬音内盆踊り会館で「西馬音内盆踊り保存会」の方を講師に迎え、西馬音内盆踊り講習を行いました。高等部では、「稲陽祭」に向けて太鼓と盆踊りグループに分かれて活動しています。今回の講習会には、盆踊りグループに所属する12名が参加し、西馬音内盆踊りの「音頭」を丁寧に教えていただきました。毎年行っている講習会ですが、今回は初めて「音頭」の2番に挑戦しました。 2番は初挑戦ということもあり、手と足の動きが複雑な踊りに苦戦しながらも、講師の方をまねし、一生懸命頑張りました。最後には1曲とおして踊り、全員笑顔で講習を終えることができました。