高等部日記
2024/03/25
卒業生を送る会
2月14日(水)に高等部で「卒業生を送る会」を行いました。学部主事の挨拶では、卒業生の3年間の頑張りの紹介があり、卒業後に向けて励ましの言葉をいただきました。アトラクションコーナーでは、在校生が考えた、「3年生のシルエットクイズ」を行いました。答えを学級の友達と考えたり、クイズに出題された卒業生自身が答えを発表したり、高等部全員で楽しむことができました。
卒業生への感謝の気持ちと、社会人としてのスタートにエールを送ることができた、よい会になりました。
2024/02/01
介護ロボット見学・操作体験学習会
1月25日(木)に「〜介護の仕事魅力発見事業〜介護ロボット見学・操作体験学習会」を高等部1年生を対象にして本校体育館で行いました。今回は様々な職業への理解を深めるために、高齢者介護の仕事の基礎知識や介護現場の様子について説明を聞き、活用されている介護ロボットを見て触れる体験をしました。介護職員の必要性や、介護職のやりがいなどの話を聞き、「興味をもった」「人のために働きたい」と話す生徒の姿が見られました。
また、利用者の安全を守る離床センサーや排泄感知センサー、起き上がりからバイタルチェックまでできるセンサー、移動を快適にする電動車椅子などの体験をグループに分かれて行いました。寝るだけで血圧や睡眠の様子が記録され、モニターに表示される様子を見たり、スティック操作のみでスムーズに移動する車椅子に試乗したりしながら、興味をもって深くうなずき、担当の方の話を熱心に聞く生徒の姿が見られ、とても充実した体験会となりました。
2024/01/19
北都銀行バドミントン部との交流
1月16日(火)北都銀行バドミントン部の選手5名が来校し、バドミントン交流を行いました。打ち方の練習、選手同士の試合見学、チャレンジマッチを実施しました。生徒からは「世界で戦っている選手の方々と交流できてよい経験になりました」「またSJリーグなど、機会があれば応援に行きたいです」などの感想が聞かれました。2023/12/22
ふれあいマルシェ
12月12日(火)に「ふれあいマルシェ(湯沢雄勝地区福祉事業所による製品等の販売会)」が湯沢市役所を会場に行われました。今年度は、本校から高等部2年生が参加しました。今回の販売会に向けて、これまでのアンテナショップ運営や販売活動を生かしながら、販売会に必要な準備物や活動を考え、準備を進めてきました。販売会を通して生徒からは、「お客様のことを考えながら準備をしたことで、製品がたくさん売れてうれしかった。」「これからも販売会を通して、稲川支援学校をもっと知ってもらう機会が増えたらいいと思った。」などの感想が聞かれました。今後の学習活動につながる販売会となりました。2023/12/01
後期実習(11/6〜17)
高等部では、11月6日(月)から17日(金)までの10日間、後期実習を行いました。校内実習では、ダイコク化成稲川工場(ポリパック結束作業)、稲川製紙工場(箱折り作業、新聞紙リサイクル作業)、稲川ファーム(農作業)という3つの模擬事業所を校内に設け、その中でそれぞれの仕事に取り組みました。また、現場実習では、今回も多くの地域事業所(一般事業所5か所、福祉サービス事業所13か所)の方々に協力していただきました。おかげさまで、働く力の向上や、自分の適職や進路について理解を深めることができました。実習を通して、仕事に必要な技術的なスキルだけでなく、規則正しい生活習慣、健康管理、コミュニケーション、ルールとマナーを守ることなど、「基本的なことだが大切なこと」あたりまえだけど大切なことを改めて学ぶことができたと思います。今後の学校生活、家庭生活に生かしてほしいと願っています。
2023/11/16
みたけこども園とのサツマイモ掘り交流
10月6日に、みたけこども園の年長児さんと本校高等部農耕班の生徒で、サツマイモ掘り交流会を行いました。今年度は、夏の猛暑で生育が心配でしたが、順調に茎を太らせ、たくさんのサツマイモが実りました。交流会当日は大雨の予報でしたが、交流の時間には雨が上がりました。一人一株ずつグループ毎に順番に、サツマイモを掘ることができました。農耕班の生徒が土を掘り、こども園の園児が掘りやすいように手伝いをして、イモを傷つけないように一緒に掘ることができました。大きなサツマイモを手にした園児たちの笑顔が見られました。雨天に備えて、事前に掘っておいたサツマイモをおみやげに渡しました。園児たちが帰ると、空が暗くなり雨が降り出しました。園児の喜ぶ顔が見られたことを振り返りながら、急いで畑を後にしました。
2023/11/09
就労促進フェア(県南地区)
10月27日(金)、湯沢市役所を会場にして秋田県特別支援学校就労促進フェア(県南地区)が行われました。稲川支援学校、横手支援学校、大曲支援学校、大曲支援学校せんぼく校の生徒が一堂に会し、技能競技会「錬成会」、「就労を目指す生徒の実践発表」、「作業学習製品展示」を行い、地域の皆さんに、日頃の学習の成果を披露しました。今回の技能競技会「錬成会」では、例年実施されていたビルクリーニング競技、喫茶サービス競技の2競技に加え、県南地区としては初めてワード・プロセッサ競技が実施されました。ビルクリーニング競技では、迅速かつ丁寧に清掃作業を進める力、喫茶サービス競技では笑顔で接客する力、ワード・プロセッサ競技では、パソコンで文書を作成する力を競いました。緊張感あふれる雰囲気の中、懸命に練習の成果を発揮しようとする姿が見られました。また、「就労を目指す生徒の実践発表」では、各校の代表生徒が、自身の職場実習での体験や、将来の夢を実現するために頑張っていることを発表し、「卒業後は地域で働きたい!就職して社会参加したい!」という思いを地域の方々に発信することができました。参観された地域事業所の方々からは、「生徒たちの真剣に競技に取り組む姿に感心した」、「実践発表が立派だった。これからも実習受入をして応援したい」などの感想が聞かれました。
今回の就労促進フェアは、生徒たちの貴重な学び合いの場ともなりました。フェア開催に向け、御協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
2023/08/22
絵どうろう講習会
7月3日(月)と7月10日(月)に「湯沢市絵どうろう保存会」の首藤ミエさんを講師に迎え、高等部2年生が絵どうろう制作を行いました。1回目の講習では、美人画をまねて描いた下書きを墨線で描く活動を行いました。また、2回目の講習では、染料を使って筆で色を付ける活動をしました。筆の使い方や描き方が難しく、苦戦しながらもグループごとに役割を相談したり、きれいに見える書き方を講師の先生に教えてもらったりしながら、活動することができました。筆の運び方で線の太さやなめらかさが変わることを実際に描きながら体験したり、描く部分や線によって筆を変えたりする基本から、色の濃淡や好みの色にするために染料を調合する応用までを学ぶことができました。活動が進むにつれて、描くことが楽しくなり、時間を忘れて活動する姿が見られました。完成した絵どうろうは、七夕絵どうろう祭りに出展し、3日間飾っていただきました。