高等部日記
2022/11/10
第1回稲川支援学校青年学級
10月15日(土)に第1回青年学級を行いました。今回の青年学級は、ぱあとなあ様から御協力をいただきました。ぱあとなあ様は、県から『秋田県障害者のための生涯学習支援モデル「おらほの学び場」』の事業の委託を受けており、岩崎コミュニティーセンターを会場にドローン操作体験会が開催されました。講師の方からは、現在のドローンの様々な活用方法について、映像を交えて教えていただき、ドローンについて理解を深める有意義な時間となりました。その後、グループに分かれてプログラミングやドローンについての基本的な操作法について教えていただき、体育館に設定されたコースのゴールを目指し、自分でプログラミングや操作をしました。初めて操作する方もいましたが、何度も挑戦し、設定を調整したり、操作をしたりしながらうまくゴールに着地すると、「よし」と喜ぶ姿が見られ、周りからも自然と拍手が起こりました。11月19日(土)には第2回目も開催されます。今後も継続して余暇支援の充実を図っていきたいと思います。2022/10/20
高等部2年宿泊学習
2年生が10月6日から7日まで、1泊2日の日程で、大仙市、横手市に宿泊学習に行ってきました。初日、横手市のかまくら館では、かまくら祭りの歴史やかまくらがドーム型になった理由等について質問し、説明をしていただきました。生徒たちは、熱心にメモをとっていました。午後からは横手市大森にある保呂羽山少年自然の家に移動しました。入所の集いが終わると早速、少年自然の家の周りの山々を活用した追跡ハイキングを行いました。山の植物や昆虫,鳥など自然に関する12箇所の設問を解きながら進みましたが、アップダウンの激しい箇所では、お互いに手を取り合いながら協力して活動する様子が見られました。お天気にも恵まれてよい運動にもなりました。2日目、大仙市大曲の「はなび・アム」に行きました。大型ビジョンに映された過去の大会提供花火の映像に感動している様子が伺えました。また、実際の物と同じ大きさの尺玉にも触れることができました。秋田県県南の自然やお祭り、食文化に触れることがテーマでしたが、この2日間で、学年の団結力もより強くなり、友達同士の絆を深めることができました。2022/10/17
みたけこども園とのサツマイモ掘り交流
10月6日に、みたけこども園の年長児さんとのサツマイモ掘り交流会を行いました。5月に植えた苗は順調に茎を太らせ、本校農耕班の生徒が、夏場の除草やつる切りなどの作業を進め、収穫に向けて育ててきました。交流会当日は、時々雨がぱらつくあいにくの天候でしたが、こども園の園児が到着すると、雨も上がり、予定どおりにサツマイモを掘ることができました。サツマイモの堀り方を、農耕班の生徒が教えると、こども園の園児もすぐに堀り方を覚え、イモを傷つけないように丁寧に掘ることができました。大きなサツマイモを手にした園児たちの笑顔があちらこちらで見られ、あっという間に収穫カゴがいっぱいになりました。
2022/09/20
西馬音内盆踊り講習会
9月1日(木)に西馬音内盆踊り会館で「西馬音内盆踊り保存会」の方を講師に迎え、高等部1・2年生の5名が西馬音内盆踊り講習を行いました。秋田県特別支援学校文化連盟音楽・演劇部会「わくわくshow time」や稲陽祭の発表に向け、西馬音内盆踊りの「音頭」1番を中心に丁寧に教えていただきました。手と足の動きが複雑な踊りに苦戦しながらも、講師の方の踊りを真似し、アドバイスをいただきながら、難しいポイントを中心に繰り返し練習しました。活動が進むにつれ踊りを覚えていき、最後は円になりみんなで踊ることができました。
2022/09/12
修学旅行
3年生が9月7日から9日まで、2泊3日の日程で、仙北市、鹿角市、男鹿市に修学旅行に行ってきました。初日、仙北市のクニマス未来館では、クニマスや田沢湖の話を通して、環境問題について学ぶことができました。次の見学地である鹿角市の康楽館、小坂鉱山事務所の見学では、小坂町の早期インフラ整備、文化の発展について学びました。2日目、史跡尾去沢鉱山での砂金取りでは、皆夢中になって、金を探している姿がありました。男鹿市、入道崎では、全員で灯台に登り、ジオサイトの壮大さを見て感じ取りました。3日目、男鹿水族館GAOでは、たくさんのおみやげを購入し、寒風山では、天気に恵まれ、世界三景にふさわしい景色を見ることができました。この3日間で、学年の団結力がより強くなり、友達同士の絆を深めることができました。2022/08/03
いーなサンサンプロジェクト
今年度、新たに始まった「いーなサンサンプロジェクト」。小学部、中学部がプランターにひまわりの種を蒔き、みんなで水やりをし、育てました。そして、7月19日(火)に、高等部総合サービス班が、湯沢市サンロード商店街にひまわりのプランターを設置してきました。プランターには、高等部全員で制作した「いーなサンサンプロジェクト 稲川支援学校」という文字や、ひまわりの絵が書いてある看板が差してあります。
設置に行った日は、曇り空ではありましたが、商店街の皆様に喜んで喜んでいただくことができました。また、地域ラジオ「FMゆーとぴあ」様に、3年生の2名がインタビューを受け、この取組や学校の特色を自分たちの言葉で話しました。
設置に行った生徒からは「車からは見えにくいかも知れないけど、商店街を歩く人たちに見て、楽しんもらいたい。」という感想が聞かれました。
2022/07/20
工芸班 川連漆器伝統工芸館見学
7月5日(火)高等部工芸班は川連漆器伝統工芸館に見学に行ってきました。当日は、佐藤公理事長さんに施設を案内していただいたり、生徒の質問に直接答えていただいたりしました。理事長さんから川連塗りの歴史や材料、作り方等を学び、より知識が深まりました。また、工芸班でお世話になっている伝統工芸士の滝さんにも当日、来ていただき、普段触れることのできない滝さんの作品にも触れることができました。生徒たちが、地域の伝統に触れ、漆芸に対する理解を深めたことで、より主体的に学習に参加する姿を期待しています。2022/07/15
三輪女子綱引きクラブとの交流
7月6日(水)に三輪女子綱引きクラブの方々をお迎えし、綱引き交流会を行いました。三輪女子綱引きクラブは、全国大会で上位に入賞するなど、数々の大会で活躍されており、歴史ある綱引きのクラブチームです。基本的な技術指導では、綱の握り方や視線、膝を曲げずに真っすぐにすることなど、具体的なポイントについて、手本を示していただきながら丁寧に指導していただきました。実際にポイントを意識して綱を引くと、体の軸が後ろに傾くため、長い時間その姿勢を維持することの難しさを生徒たちは体感したようでした。その後の学級対抗綱引き大会では、教えていただいたことを生かしながら、一つでも多く勝とうと、白熱した試合展開が続きました。決勝は3年生同士の戦いとなり、大いに盛り上がりました。全国大会で活躍されている方々から直接、指導をいただき、“本物の綱引き”を学ぶことができた交流会となりました。2022/07/14
前期実習(6/8〜21)
6月8日(水)から6月21日(火)までの期間、高等部前期実習を実施しました。校内実習では、模擬事業所を設定し、「ポリパックの結束作業」や「うどん梱包用の箱折り」、「新聞紙のリサイクル」などの仕事に取り組みました。現場実習では、一般企業11か所、福祉施設8か所の事業所に協力をしていただくことができ、おかげさまで生徒たちにとって大変有意義な学習の機会となりました。実習を通して、働くために必要な力(基本的生活習慣、体力、集中力、注意力など)、周りの人と関わる上で大切なこと(ルール、マナー、コミュニケーションなど)について、より具体的に理解を深めることができました。今回の実習で得た成果と課題を今後の生活に生かしていってほしいと願っています。
2022/06/15
みたけこども園サツマイモ苗植え交流会
5月31日、みたけこども園の年長児クラスと高等部農耕班の生徒で、サツマイモの苗植え交流を行いました。当日は、天候が安定せず心配でしたが、予定を変更して短時間で実施することができました。苗植えは三つのグループに分かれて、一緒に苗植えを行いました。こども園のみなさんは、高等部の生徒が教えたとおりに苗植えを進めてくれて、時間内にすべての苗を植えることができました。最後に、グループでの交流や感想発表を行い、こども園の園児から「楽しかった」と感想発表がありました。農耕班の作業学習では、秋のいも掘り交流に向けて、畑や作物の管理をしっかり行っていく予定です。