いーな日記
2024/01/25
日々の風景から 〜備える〜
3学期がスタートして、早2週間が過ぎようとしています。改めて月日の経つ早さを感じます。これは、特にこの時期特有の感覚でもあるように思います。今年は、新年早々に石川県で大きな震災がありました。被災された方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
このたびの出来事から、震災はいつ起こるか分からないこと、そして日常的に防災への意識を高め、備えることの大切さを改めて実感します。
本校では、昨年度から「シェイクアウト訓練」に取り組んでいます。これは、地震防災訓練の一つで、合図(地震発生)に合わせて低い姿勢を取り、机の下などにもぐり頭を守り、動かない、という動作を1分間行うものです。
今年度は、「自分の身を自分で守る」ことへの意識の向上につなげるため、月に1回程度のペースで取り組みました。教室での学習時、昼休み、下校時間など様々な時間帯に行うようにしました。始めのうちは、教師の指示で動いていた児童生徒でしたが、回を重ねるごと、放送を聞いて自分から身を守る行動をとることができるようになってきました。
繰り返すことの大切さを実感しています。
次回は、全校での活動の際に実施する予定です。
2024/01/18
日々の風景から 〜図書の効用〜
本校の児童生徒の多くは、本が大好きです。図鑑、絵本、物語の本・・・それぞれの好きな本を図書室で読んだり、借りていったりする様子を毎日目にします。本に親しんだり、図書室を利用したりすることは、情操豊かな心や言葉の力を育む上で大切なことであり、併せて、将来的に生涯学習や余暇を充実させることにもつながると考えています。これからもたくさんの本と触れ合い、親しんでほしいな、と思います。本に親しむためには、環境も大切です。図書委員会では校内に図書コーナーを設け、シリーズで本を並べたり、推薦本を定期的に紹介したりしています。足を止め、紹介文を読み、本を手にする児童生徒の光景を目にするとき、微笑ましく思うと同時に、うれしい気持ちが湧きます。今年度、図書コーナーの充実に向けては、図書担当の職員が東成瀬小学校の図書環境づくりの視察(研修)を行い、委員会活動等に生かすように努めました。
子どもたちがもっともっと、本を楽しんでくれますように・・・
「読書は過去にも旅にも連れて行ってくれる」
(2019 作家:酒井 順子 さん)
2024/01/16
3学期始業式
1月15日(月)に3学期始業式を行いました。式の中で校長先生から、今年の干支である「龍」について、お正月に起きた能登半島地震について、また、3学期に計画されている「いーなワンワンプロジェクト」に関する学習やそり教室、スキー教室などのウインタースポーツについて等、様々な内容についてお話がありました。
式終了後は、児童生徒の代表から「冬休みの思い出」や「3学期にがんばりたいこと」などの発表や、米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手から送られたグラブと手紙の紹介がありました。
2024/01/16
3学期始業式
1月15日(月)に3学期始業式を行いました。式の中で校長先生から、今年の干支である「龍」について、お正月に起きた能登半島地震について、また、3学期に計画されている「いーなワンワンプロジェクト」に関する学習やそり教室、スキー教室などのウインタースポーツについて等、様々な内容についてお話がありました。
式終了後は、児童生徒の代表から「冬休みの思い出」や「3学期にがんばりたいこと」などの発表や、米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手から送られたグラブと手紙の紹介がありました。
2024/01/11
日々の風景から 〜もうすぐ〜
例年に比べ降雪が少なく、穏やかな冬のような気がします。現在冬休み中ですが、みんなどんな毎日を過ごしているのでしょうか。
もうすぐ冬休みも終わり、3学期が始まります。
もうすぐ会える子ども達のことを想像し、温かな気持ちが湧きます。
笑顔での再会を楽しみにしています!
2024/01/05
2学期終業式
12月25日(月)に2学期終業式を行いました。式では、校長先生から「2学期を振り返って」というテーマでお話がありました。大型テレビに、行事や学習の様子を映して、子どもたち一人一人の名前を呼んで話し掛けながら、2学期の思い出を振り返りました。子どもたちは、校長先生からたくさんの「いいね」をもらってとてもうれしそうでした。
式の後は、各学部の代表が、2学期に頑張ったことや楽しかったこと、3学期に向けての抱負などを発表しました。また、秋田県特別支援学校文化祭「わくわく美術展」と「みんなの写真展」の表彰を行い、20名の児童生徒がステージ上で校長先生から賞状を受け取りました。
2023/12/22
日々の風景から 〜着々と〜
12月20日に、高等部で選挙啓発出前講座を行いました。昨年から民法の改正によって成年年齢が18歳に引き下げられ、18歳になると選挙権を得ます。そのようなことから、在学中に「選挙」のことについて学ぶことは、社会参加に向けてこれまで以上に大切であると考えています。当日は、県や湯沢市の選挙管理委員会等の方々を講師にお迎えし、講座や模擬投票などを通して選挙のことを学びました。講座では、仮想立候補者A・B2名の選挙公約などを基に、どちらに投票するのかについて自分で考えたり、グループワークで意見交換したりしました。グループワークでは「Aさんの公約では、将来若者の負担が大きくなる。」「Bさんの公約は、現在のことしか考えていないものだと思う。」等々、色々な意見を述べ合っていました。感心しました。これまでの学習や世間の耳目を集めていることへの興味・関心等、生活上や学習上で得た事柄を知識等として身に付け、それをきちんと表現していたからです。
着々と成長し、着々と社会に出てく準備をしていることを実感した時間でした。
2023/12/20
日々の風景から 〜誉められるということ〜
昼休みの風景です。本校では体育館が3学部共用のため、各学部で、昼休みの使用日を決めて活用しています。バトミントンやバスケット、鬼ごっこをしたり、ひたすら走り回ったり・・それぞれが好きな遊びやスポーツをしながら、昼休みをめいっぱい楽しんでいます。昼休みが終わると、それぞれ使った道具などを片付けて教室へ戻ります。ある日の後片付け、小学部のAさんが、使ったバスケットボールを2個持って用具室に向かっていました。「もう一個持てる?」と先生に依頼され、3個持ちました。周りから「Aさんすごい!」「ありがとう!」などとたくさん声を掛けられました。満面の笑みで、とてもうれしそうに後片付けを終えることができました。次の日、Aさんが「○○先生、(バスケット)やろう!」と言って用具室に入っていきましたが、なかなか出てきません。しばらくして、バスケットボールを3個持って(胸に抱えて)出てきたのでした。
誉められることは嬉しいことであり、チャレンジへの原動力なのかもしれません。
子どもは、誉められて伸びます^^
2023/12/14
日々の風景から 〜「聞く」ということ〜
各学部では、学習活動として畑に様々な作物を植え、手入れをし収穫します。今年の秋もたくさんの作物の収穫がありました。その収穫をした物を使い調理活動が盛んに行われました。カレーライス、ピザ、スイーツ各種・・調理するときのワクワクドキドキした表情、食べるときの満面の笑顔。このような様子に触れるとき、改めて「食べ物の力はすごいなぁ」と思ってしまいます。小学部2年生の授業の風景です。カレーライスをよりおいしく作るために、先生たちへ自宅でのカレー作りのコツなどを聞いてまわりました。「カレールーは何を使っていますか。」「お肉は何肉を入れますか。」「おいしくするために入れるもの(調味料等)はありますか。」・・教えてもらったことをまとめ、それを基に買い物に出掛け、実際に調理します。教えてくれた先生にできたカレーをお裾分けしながら、感謝を伝えていました。
この学習を通して、「知りたいことや、分からないことがあれば聞けばよい」ことを学び、これを素地として自分で調べたり、相談したりする力につながっていくのだろうな、と想像します。小学2年生ながら、将来が楽しみです^^
2023/12/07
日々の風景から 〜新たな気付き〜
気がつけば、1年の中で最も長い2学期も終わりを迎えようとしています。あの暑かった夏が遠い日のように思えます。2学期も各学部において、多様な学習活動を通した多くの成長が見られました。中学部のある学級の授業の風景です。生活単元学習で、自分たちの地域のことを調べ発信していく活動に取り組んでいます。9〜10月にかけて、稲川地区の麺について調べ、パネルや紹介動画などを作成し、「全国まるごとうどんエキスポ2023in秋田・湯沢」で紹介させていただきました。うどんEXPOの実行委員会からの依頼を受けての取り組みに、生徒達は大変意欲的に活動しました。
この学習の過程では、実際に地域に出かけ、見たり聞いたりしながら学びを深めていきました。
稲庭城の敷地内にあるお土産店での一コマです。自分たちで調べた麺以外の特産品で「稲庭うどん麺がゆ」が売られていました。店員から商品の説明を受け、「知らなかった」「おいしそう」「調理が簡単にできそう」などのつぶやきが聞こえました。新鮮な気付きには、喜びがあります。そして、もっと調べてみようという新たな学びへの動機付けにもなるのだな、と感じました。これからも、心揺さぶられる体験が積み重なることを願っています。
本学級は現在、西馬音内地区の調べ学習に取り組んでいます。